【タグ】【年代判別】Brooks Brothers ボタンダウンシャツ
はじめに
ボタンダウンシャツの歴史は古く、1896年にブルックスブラザーズが生みの親となったポロカラーシャツから始まります。同社では、現在でもポロカラーシャツと呼んでいるそうです。これは、創業者のジョン・E・ブルックスがイングランドのポロ競技選手の襟がボタンで留められていたことに着想を得て開発したため、と言われています。このようにして誕生した、同社のボタンダウンシャツは、年代とともに、タグやシャツ自体の仕様を変化させています。この記事では、ブルックスブラザーズの60年代から90年代までのボタンダウンシャツのタグとシャツの特徴を年代別に解説します。
60年代から70年代
この時期のタグは横長で、文字数が少なめでした。ALL COTTON、MACHINE WASH HOTなどの表記があり、Makersの表記も見られます(Makersとは、自社工場製最上級ラインで製造されたモデルのこと。しかし現在の最上級ラインは自社工場から高級手縫い既製服メーカーに替わっていると言われている)。サイズ表記はネックサイズとスリーブサイズで表されていました。
シャツ自体の特徴はフロントボタンが6つ。裾のシルエットは深いラウンド型となっています。(商品はこちら #PR)
70年代から80年代
タグは縦長に変更され、文字数が増えました。MADE IN U.S.A.の表記があり、Makersの表記も残っていました。IMPORTED FABRICの表記があるものや、ポリエステル混紡の緑文字タグも存在しました。
シャツはフロントボタンが6つのまま。裾のシルエットのラウンドが緩やかになりました。(商品はこちら #PR)
80年代から90年代のタグとシャツ
タグの形状は縦長のままで、さらに文字数が増えました。MADE IN U.S.A.とMakersの表記は残っています。90年代頃からはスリーブサイズがインチ表示(例:16 1/2-33)の個体も存在しています。
シャツは80年代後半にブルックス ブラザーズがマーク&スペンサーに買収されて以降、フロントボタンが7つに変更されました。裾のシルエットは緩やかなラウンド型となりました。(商品はこちら #PR)
まとめ
このように、ブルックス ブラザーズのボタンダウンシャツは時代とともにタグやシャツの仕様が変化してきました。しかし、その伝統と品質は一貫して受け継がれ、現代でも愛されるアイコンとなっています。
参考
- Brooks Brothers, ポロカラー, (参照 2024-06-08).
- HOUYHNHNM, 値上がり中のブルックスブラザーズ。ヴィンテージは何が違うのか?, (参照 2024-06-08).
- ILLMINATE blog, 60-90's Brooks Brothers B.D Shirts Made in U.S.A, (参照 2024-06-08).
- 東洋経済online, 「ブルックスブラザーズ」を救った男の正体, (参照 2024-06-08).
- HOUYHNHNM, 連載【で、NEW VINTAGEってなんなのさ?】Vol.23 “アレを手に入れるのはラストチャンス!?” ブルックス ブラザーズのB.D.シャツ。,(参照 2024-06-08).