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オールスター

オールスターの価格情報

平均価格

16,587円

最低価格

6,600円

最高価格

462,000円

オールスターって何?

CONVERSE スニーカー オールスターは、1908年に米国で誕生したブランド、コンバースによってバスケットボール専用シューズとして開発された。創業者マーキス・M・コンバースがマサチューセッツ州の地域性に着目し、ラバーシューズを製造したのが始まりであり、その後、通年で販売可能な商品としてキャンバスオールスターが開発された。その品質の高さが評価され、現在では街で見かけない日はないほど多くの人に愛されている。

生産された年代

オールスター(ALL STAR)は1917年に生産が開始された。

生産背景

コンバースが創業当初はラバーシューズブランドとして運営されていた。そしてシューズが主に冬のシーズンにしか売れなかったため、通年で販売できる商品を模索していた。この模索の結果として開発されたのがバスケットボール専用シューズ「キャンバスオールスター」。

代表的なディテール

  • ヒールラベル
  • アッパーを補強するための当て布とステッチ ※ 年代による。後述。
  • シューレース(ポリエステル製、またはコットン製)
  • ラバーの色(青みがかった白色、黄みがかった白色など)

日本とアメリカのコンバース商標権

  • 日本の「コンバースジャパン」と「ナイキ」傘下のアメリカ「コンバース」は別会社である。
  • 商標権をそれぞれの会社が持っているため、互いの国での販売が制限されている。

JAPAN CONVERSEではオールスターが今もなお生産されている。


JAPAN CONVERSE

  • 現行オールスター
  • メイドイン ジャパン
  • コンバース アディクト

※ USA CONVERSE

  • CT70
  • ジャックパーセル
  • スキッドグリップ
  • ジャックスター
  • ワンスター

チャックテイラーとは

  • 「チャックテイラー=オールスター」という認識が一般的である。
  • 40年代〜70年代頃に作られたオールスターを「チャックテイラー」と呼び、チャールズ・H・テイラーの功績を称え、1946年からアンクルパッチに「Chuck Taylor」の文字が入った。

判別方法

60年代〜70年代 チャックテイラー

  • 原型となったモデルであり、当て布とサイドステッチが特徴。
  • ヒールラベルには三ツ星を使用し、非常に人気が高い。
  • インソールには青枠で囲われた黒文字「CONVERSE」のデザインを採用。

70年代

  • 当て布とサイドステッチは継続し、ヒールラベルが変更される。
  • 星の数が一つになり、色が白に変わることがある。

80年代 オールスター

  • ヒールラベルが「ALL STAR」の文字デザインに変わる。
  • チャックテイラーの名前がなくなり、カジュアルシューズとして展開される。
  • インソールのデザインが変更され、色が変わる。

90年代 オールスター

  • 当て布&サイドステッチがなくなり、現行で販売されているものに近づく。
  • ヒールラベルは80年代のデザインと変わらない。
  • インソールのデザインが変更され、「O」の部分が星になる。

83年オールスター83CAMO

  • バスケットボールの競技用としてファッション性を取り入れた初の柄物モデル。
  • コンバースがカジュアルシューズとして認知されるようになった影響大きい。

オールスターは、その歴史的背景やディテール、年代判別のポイント、日本とアメリカでの違いなど、深い知識を持つことでコレクションの価値を高めることができる。また、二次流通市場での価格相場にも注目が集まっている。

参考

  1. Fashionsnap.マニアが深掘り!コンバース編 第1回「覚えておくべき5モデル」, (参照 2024-03-12).
  2. Fashionsnap.マニアが深掘り!コンバース編 第2回「オールスターの種類」, (参照 2024-03-12).
  3. Fashionsnap.マニアが深掘り!コンバース編 第3回「年代判別と選び方」について, (参照 2024-03-12).
  4. Fashionsnap.マニアが深掘り!コンバース編 第4回「レアモデル」について, (参照 2024-03-12).

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