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オールスター
オールスターの価格情報
平均価格
25,774円
最低価格
6,600円
最高価格
899,900円
オールスターって何?
CONVERSE スニーカー オールスターは、1908年に米国で誕生したブランド、コンバースによってバスケットボール専用シューズとして開発された。創業者マーキス・M・コンバースがマサチューセッツ州の地域性に着目し、ラバーシューズを製造したのが始まりであり、その後、通年で販売可能な商品としてキャンバスオールスターが開発された。その品質の高さが評価され、現在では街で見かけない日はないほど多くの人に愛されている。
生産された年代
オールスター(ALL STAR)は1917年に生産が開始された。
生産背景
コンバースが創業当初はラバーシューズブランドとして運営されていた。そしてシューズが主に冬のシーズンにしか売れなかったため、通年で販売できる商品を模索していた。この模索の結果として開発されたのがバスケットボール専用シューズ「キャンバスオールスター」。
代表的なディテール
- ヒールラベル
- アッパーを補強するための当て布とステッチ ※ 年代による。後述。
- シューレース(ポリエステル製、またはコットン製)
- ラバーの色(青みがかった白色、黄みがかった白色など)
日本とアメリカのコンバース商標権
- 日本の「コンバースジャパン」と「ナイキ」傘下のアメリカ「コンバース」は別会社である。
- 商標権をそれぞれの会社が持っているため、互いの国での販売が制限されている。
JAPAN CONVERSEではオールスターが今もなお生産されている。
JAPAN CONVERSE
- 現行オールスター
- メイドイン ジャパン
- コンバース アディクト
※ USA CONVERSE
- CT70
- ジャックパーセル
- スキッドグリップ
- ジャックスター
- ワンスター
チャックテイラーとは
- 「チャックテイラー=オールスター」という認識が一般的である。
- 40年代〜70年代頃に作られたオールスターを「チャックテイラー」と呼び、チャールズ・H・テイラーの功績を称え、1946年からアンクルパッチに「Chuck Taylor」の文字が入った。
判別方法
60年代〜70年代 チャックテイラー
- 原型となったモデルであり、当て布とサイドステッチが特徴。
- ヒールラベルには三ツ星を使用し、非常に人気が高い。
- インソールには青枠で囲われた黒文字「CONVERSE」のデザインを採用。
70年代
- 当て布とサイドステッチは継続し、ヒールラベルが変更される。
- 星の数が一つになり、色が白に変わることがある。
80年代 オールスター
- ヒールラベルが「ALL STAR」の文字デザインに変わる。
- チャックテイラーの名前がなくなり、カジュアルシューズとして展開される。
- インソールのデザインが変更され、色が変わる。
90年代 オールスター
- 当て布&サイドステッチがなくなり、現行で販売されているものに近づく。
- ヒールラベルは80年代のデザインと変わらない。
- インソールのデザインが変更され、「O」の部分が星になる。
83年オールスター83CAMO
- バスケットボールの競技用としてファッション性を取り入れた初の柄物モデル。
- コンバースがカジュアルシューズとして認知されるようになった影響大きい。
オールスターは、その歴史的背景やディテール、年代判別のポイント、日本とアメリカでの違いなど、深い知識を持つことでコレクションの価値を高めることができる。また、二次流通市場での価格相場にも注目が集まっている。
参考
- Fashionsnap.マニアが深掘り!コンバース編 第1回「覚えておくべき5モデル」, (参照 2024-03-12).
- Fashionsnap.マニアが深掘り!コンバース編 第2回「オールスターの種類」, (参照 2024-03-12).
- Fashionsnap.マニアが深掘り!コンバース編 第3回「年代判別と選び方」について, (参照 2024-03-12).
- Fashionsnap.マニアが深掘り!コンバース編 第4回「レアモデル」について, (参照 2024-03-12).
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