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50s

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概要 

セーラーパンツとは、19世紀にイギリス海軍で正式な制服として採用された水兵(セーラー)のためのパンツであり、特異な構造とシルエットを持つミリタリーパンツの一種。U.S.NAVY(アメリカ海軍)においても、船上での動作性や機能性を重視した制服の一部として採用され、ヴィンテージミリタリーアイテムの中でも高い人気を誇る。 

1879年、イギリス海軍によりセーラーの制服が定められたのを起源とし、その意匠はアメリカや他国の海軍制服にも影響を与えた。今日のセーラーパンツもこの原型をベースにしており、船乗りや水兵のイメージを喚起させるファッションアイテムとしても浸透している。 

こうしたスタイルは「セーラールック」「マリンルック」とも呼ばれ、特に紺や白を基調としたボーダー柄や、セーラーカラー、セーラーハット、そしてセーラーパンツが象徴的なアイテム群となっている。また、「ノーティカルパンツ」「マリンパンツ」といった呼び名も広く使われている。 

ディテール

  • セーラーパンツの中でも特徴的なのが、「巻きパンツ」と呼ばれるサイドシーム(外側の縫い目)が存在しない構造。
  • 前合わせが「かえる股」と呼ばれるボタン留め式の前当て仕様で、フライ(前開き)は複数のボタンで開閉する構造となっている。 
  • シルエットは、ウエストをタイトに設計し、裾に向かって広がるラッパズボン型(フレア)。 
  • ポケットには、ヒップポケットが設けられておらず、ポケットは前面のウエスト沿いに2つ配置されることが多い。 

現在では、当時のディテールを再現した復刻品や、ファッション性を高めたデザインのものなど、多様なセーラーパンツが市場に出回っている。 

参考

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