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ダブルネーム
XXの記憶、501の未来

501 ダブルネームは1966年頃に登場したモデルで、紙パッチに501の表記の上に小さく501または501XXが記されている。ボタン裏刻印は「E」「K」「J」「::」などが確認され、最初期モデルでは「K」が多い。ディテールとして、BIG Eの不均等V、Vステッチのフロント、ズレカンなどの特徴がある。
ダブルネームの判別
ダブルネームの価格情報
平均価格
65,850円
最低価格
11,800円
最高価格
119,900円
ディテール①:紙パッチ
a. 通常期

b. 最初期

- 紙パッチの501の表記の上に小さく501、あるいは501XXの表記がある。501XXの場合は最初期、501の場合は通常期などと呼ばれる。
ディテール②:フロントボタン裏刻印

- ボタン裏刻印は「E」「K」「J」「L」が確認されている。「K」が最初期に多く、それ以外は通常期に多いと言われている。「::」も確認されている(source by hands.on.jeans)
ディテール③:ズレカン

- 股カンヌキはズレカンと通常バータック(カンヌキ)が混在。ボタン裏刻印がJの場合は通常バータック(カンヌキ)である場合が多い。501XXまでは股カンヌキが存在しないため、501XXか501の判断基準となる。
ディテール④:アーキュエイトのピッチが広め
a. ダブルネーム:ピッチ広め

b. BIG E 後期:ピッチ狭め

- aとbのアーキュエイトステッチ比較するとaはよりピッチが広いように見える。ピッチが広いと消失しやすいと言われている。
ディテール⑤:その他
a. ステッチ

b. 不均等V

注釈
ボタン裏刻印に関する表記については推定となります。
参考
サムネ Image by acorn_vtg