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66前期
ヴィンテージデニムの大定番 まずはこのモデルから知っていく

1974年~1977年に製造されたLevi’s 501を66前期と呼ぶ。ヴィンテージのLevi’sといえば、501XX、BIGEなどのモデルがあるが、それらより後に登場したのがこの66前期である。ヴィンテージならではの“縦落ち”をする最後のモデルともいわれる。他モデルよりも製造年が新しいことから相場も比較的安価である。そのためLevi’sのヴィンテージデニムをこれから楽しみたい方にとっては入門アイテムとしてもふさわしいモデル。
66前期の判別
66前期の価格情報
平均価格
66,346円
最低価格
8,759円
最高価格
495,550円
概要
ヴィンテージデニムの中でも評価が高い「66前期」。1974年から製造されたLevi's 501のモデルのひとつで、色落ちやディテールの変化が特徴的。BIG Eや66後期との細かいディテールの差分も多い。
なぜロクロクと呼ばれるのか
新品に付属するフラッシャーに©️(コピーライト)1966の記載があったため。"ロクロク"の製造期間はあくまで1974〜1981年であり、1960年代のラインではないことに注意。このようなズレが生じるのは一度作成されたフラッシャーが数年間にわたって使用されるという背景がある。フラッシャーのデザインに変更が入らない場合、当初の©️(コピーライト)年もまた変更されない。

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ディテール
- フロントボタン裏刻印:「2」「4」「6」「8」「16」の刻印が確認されていて、中でも「6」が代表的。
- ステッチ:フロントステッチは並行ステッチ、ウエストステッチはチェーンステッチ。

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- リベット:フロントポケット裏のリベットはアルミ製。

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- 内タグの縮率:8%と記載。

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- 紙パッチ:「CARE INSTRUCTIONS INSIDE GARMENT」のスタンプあり。

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66前期と後期の違い
最大の違いは色落ちとバックポケット裏のステッチ。
- 66前期:
- バックポケット裏はシングルステッチ。
- 天然インディゴを使っていて、縦落ちがはっきり出る。
- 74年頃の初期モデルは特に縦落ちが強い。
- アタリが綺麗に出やすい。

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- 66後期:
- バックポケット裏はチェーンステッチ。
- インディゴに硫化水素が含まれ、色落ちがのっぺりした印象。

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66前期と赤耳の違い
66前期とBIG Eの違い

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注釈
- ボタン裏刻印に関する表記については推定となります。
- セルビッチがピンク色である画像を掲載しておりますが、こちらは個体差によるもので、一般的ではありません
参考
サムネ Image by hands-on