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BIG E
ヴィンテージデニムの最大の魅力 色落ちを楽しみたいあなたに
1967年頃から1973年に製造されたLevi’s 501がBIG E。ヴィンテージのLevi’sには501XXや501 66前期などのラインがあるが、その間に生産されたのが501 BIG Eだ。もちろん赤タブはBIG E。そしてBIG Eはさらに初期、タイプ物、後期に分類される。それぞれに特徴的なディテールがあり、初期はアーキュエイトイエローなど、ヴィンテージフリークの心をくすぐる要素が多い。
BIG Eの判別
BIG Eの価格情報
平均価格
118,997円
最低価格
6,490円
最高価格
605,660円
概要
製造された年代は、1967年頃~1973年。特徴的なディテールはフロントボタン、バックポケット口の補強、フロントステッチ、ウエストステッチ、サイドシーム、赤タブ、バックポケット裏ステッチ、アーキュエイトステッチ、紙パッチ、股カンヌキ(股部分のバーダック)に見られる。
なお、このページではBIG E前期、後期についての記載を行う。ダブルネームについては、こちら(準備中)を参照のこと。
まず、フロントボタンについてであるがボタン裏刻印は「2」「4」「6」「8」「12」「14」「15」「16」「20」
「E」「J」「K」「L」「S」「W」「::」、足長Rである個体も存在する。バックポケット口の補強はバータック。フロントステッチについては、前期はVステッチ、後期は並行ステッチ、ウエストステッチについては、前期はシングル、後期はチェーン。サイドシームは赤耳。赤タブはBIG EでVは原則不均等V。バックポケット裏はシングルステッチ。アーキュエイトステッチはカーブ浅め、オレンジスパン糸、パッチ細かめの個体が多い。股カンヌキはない。
注釈
ボタン裏刻印に関する表記については推定となります。