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Iタイプ
Inferior? それとも特別? 501 Iタイプの真実はまだ霧の中

501 Iタイプは、紙パッチに「I」の印字が入るタイプ物の一種で、502で観測されるケースが多い。その意味については諸説あり、「Inferior(劣った)」を指すという説がある一方で、品質とは関係なく工場管理のための記号とも考えられている。製造時期はBIG E期と重なり、詳細なディテールは他のタイプ物と共通する点が多いが、個体数が少なく謎の多いモデル。
Iタイプの判別
概要
- タイプ物とは、501,502,505などで確認されているS,A,F,Iの印字が入った紙パッチが付属しているデニムのことを指す。
- 各印字の意味合いだが、SはSuperior(優れた)、AはA・B・Cなどで表される品質のA、FはFailure(欠陥)、IはInferior(劣った)を意味しているとの解釈がある。
- 過去の雑誌にはAタイプは優良、Sタイプは可、Fタイプは不可との記載もあったと言われている(*1)。この解釈のもとでは、AはSより良いものとなる。
- ただFだからといって品質が劣ることはないとの見解もあり、その見解のもとでは、工場番号説が主張されている。
- 501にはS,Aが多く、505にはFが多い、Iは502以外では観測できていないとの報告がある。
- Sタイプのフロントボタン裏は2,5,6が多い(*1)。
- 製造期間はBIG Eと重複。
*1 source by ヴィンテージデニムアドバイザー藤原裕CH
ディテール

Image by acorn_vtg

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- バックポケット裏はシングルステッチ。

Image by hands-on
- 股カンヌキはズレカンと通常バータック(カンヌキ)が混在。
- ボタン裏刻印がJの場合は通常バータック(カンヌキ)である場合が多い。以下の画像は通常バータック(カンヌキ)。
- 501XXまでは股カンヌキが存在しないため、501XXか501の判断基準となる。

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注釈
ボタン裏刻印に関する表記については推定となります。
参考
サムネ トップ画像 Image by acorn_vtg