ジャケットの用語一覧
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【STORMRIDER】
Leeの耐久性の高いデニムジャケットで、裏地にブランケットを使用、カウボーイ用のブランケットデニムジャケットとして1933年に発売された。101-LJ STORM RIDER。1960年代からSTORMRIDERのタグが付く。保温性を確保するためのブランケットライニングとコーデュロイ地の襟が特徴。フロントのジグザグステッチ。バックストラップ廃止後に採用された腰部分のサイズ調整のためのアジャスターなども特徴。
50年代~60年代初期のタグは、「UNION MADE(赤字)」、「Lee(黄字)」、「SANFORIZED DENIM(赤字)」、「SHRUNK LINING(赤字)」、「1101-LJ size ○○(赤字と黄字)」。101-LJには前のモデルに「1101-LJ」というものが存在し、それがストームライダーの原型とされている。ライニングにはカラフルなボーダー地が使用される(現行、復刻モデルは除く)。こちらは時代を重ねるごとに色味は落ち着き、ダークトーンになっていく。60年代初期~70年のタグは、「STORM RIDER」「UNION Lee MADE」右にはカウボーイ。その下に「SANFORIZED-SHRUNK LINING」、最下段にロットナンバーとサイズ。60年後期は、「Lee」ロゴの右横に「®、MR」表記が入り、最下段の枠内に「MADE IN U.S.A.」と表記される点が特徴。70~73年は、Leeの左右にあった「UNION MADE」とその下の「SANFORIZED-SHRUNK LINING」の記載は消え、代わりに最下部に「UNION MADE IN U.S.A.」が記載される。ライナーはかなりダークトーン。73~76年は、ロットナンバーやサイズ表記が消え、シンプルなデザインに。76~78年は刺繍ではなくプリントのタグ。78~80年代には、下部の表記が「MADE IN USA」のみに。80年前後から横じまだったライナーが縦じまに変わる。90年代は、タグのデザインこそ70~73年のもの。下記の表記が「MADE IN USA」から「T.M.REG.US.PAT.OFF」に変更。現行は、タグの最下部が「SANFORIZED」(ヴィンテージの知識をまとめて伝えるブログ, 2018/03)。